もの忘れ

このような症状でお困りではありませんか?

□もの忘れが以前より明らかに増えた
□買い物や料理など、今までできていたことができなくなってきた
□数分前のことを忘れ、同じことをしたり言ったりする
□自分の家に帰れないなど、慣れた道でも迷う
□会話が噛み合わない
□怒りっぽくなって、服装などへの関心がなくなった
認知症とは、さまざまな原因により脳の神経細胞の働きが悪くなったり破壊されたりして、いろいろな障害が起こり日常生活に支障をきたしている状態のことをいいます。多くの場合、日常生活でのもの忘れから症状は始まります。歳を重ねると誰にでも起こりうる症状ですが、認知症は、本人に自覚がないまま、行動自体を忘れてしまったりして同じことを何度もしたり言ったりするようになります。症状が疑われる場合、問診を行い、頭部MRI、VSRAD、MMSD/HDSで、脳の萎縮を検査します。認知症は、完治することが難しいですが、早期から投薬治療を行えば、症状を抑えることが可能です。また、脳疾患が原因の認知症は、適切な治療で治癒が見込める場合もあります。検査により、高度医療が必要と判断した時には、適切な医療機関に紹介いたします。認知症は、ご自身ではなかなか自覚が難しいので、ご家族と共に早めに認知症への対策を取っていただくことが、これからの高齢化社会で重要であると考えます。